本のレビュー

では昨日何処ぞのキーを押して消えてしまった話。東野圭吾さんの幻夜を読み終わりました。こんな言葉を使うのは汚いんですけどもう、とにかく胸クソ悪い!話としては面白いと思うし、ミステリ、サスペンスとして凄いものだと思う。だけどその話の中身より出て来る登場人物のあまりにも残酷すぎる行為と心情に怒りしか湧いてこない。最後の最後のあの彼女のセリフがとどめでした。しかも予想通りのエンディング。どうしてこういう話って大抵こういう終わり方になるわけ?!続きはないけどこの時の彼女の気持ちと後に続く未来はどうなるのか。ヤツがまんまと生きていくのが許せん!!…って作られた物語の作られた人格にそんなに怒ってもしょうもないんだけどさ(苦笑)白夜行に似てると書きましたがあっちの方の最後を知らないのでなんとも言えませんがドラマと比較してみるとまだ白夜行の方が人に対する思いやりがある。白夜行…どうしようかな。で、昨日新しく村山由佳さんという人の星々の舟という直木賞を取った作品を読みました。これはミステリではなく家族のそれぞれの想いを描いた作品なんですけど…それで?っ感じU起こってる事はそれぞれ物語りがあり自分と家族に対する気持ちとかすれ違いとかよく書かれていて面白いとは思うけどただそういう事がありましたってだけで解決がない。のでしっくりこない。感動…感動かなぁ。何か直木賞ってわりに…落胆。あらら、何か今日はもんくばっかりですな(苦笑)そうそう、昨日の金曜エンターテイメントのドラマは良かったですね。ああいう人と出会いたいですねぇ〜夫婦の関係でしたが私はそんなの関係なく男でも女でもああいう人に出会いたいですね。