帝銀事件

ネットで無料の今年の運勢を占ってみるがことごとく玉砕。こうも同じような結果しか出ないって事はホンットにダメなんだな(泣)そう思うと未来が暗い…

さて!皆さんは視ましたか「悪魔が来たりて笛を吹く」(転回早!)話の冒頭で起こった強盗殺人事件、知ってる知ってる!!と思ったらあの京極夏彦の「邪魅の雫」に載っていたやつじゃないですか!金田一の方では「帝銀堂事件」とありましたが正しくは「帝銀事件」です。場所も違いますが実在の事件なんですよ。1948年1月26日、白衣に「防疫班」の腕章を着用した東京都衛生課員を名乗る男が今の三井住友銀行、この時は帝国銀行と言われていた所へ「近くで赤痢が発生したので予防薬を飲んでもらう」と偽って行員16人に青酸化合物を飲ませて12人(4人助かった)を殺害し、現金16万円と小切手を奪って逃走した…
凄い事件ですよねこれ。堂々としていて冷静で、そして残酷。しかも確実に飲ませる為に速効性のものを使い、歯を痛めるからと言って舌をだして飲むという指示を与え、自分も手本を見せたんです。それゃ飲むよなみんな。
犯人は…容疑者として捕まり、死刑宣告まで受けた人物がいますがこの人はえん罪であるとして何度も再審請求が出されています。支援者もいてその中にはあの松本清張などもいるんですよ。で、結局真実は判りません。一説では陸軍が関係しているんじゃないかというのもあったんですよ。もし、そっちが事実なら…この当時の事を考えても闇から闇へってやつでしょうね。人の命と名誉とどっちが大事か…死んでしまったものは生き返らないから…何か日本って国を感じますねぇ…
きっとそれで表に出てこない事件はいっぱいあるんでしょうが、はたしてそれは「今」の時代の為になっているのか?!仕方ないとか言いそうだけど何が仕方ないんだか判らん。
所でこの強奪した小切手とかって使えないよね?今もどこかに眠っているんだろうか…これこそミステリー!(笑)そしてドラマの話がいっさいナシ!(おいおい)

さて明日から思いっきり天気が崩れる模様U個人的な話(ってすべて個人的じゃん笑)ですが、名古屋の皆様、お気を付けて〜