デザイナーとしてのあり方

仕事場がアホだ。どうしようもないくらいアホだ。最近の手くせはちゃぶ台ひっくり返すマネ(苦笑)お願いだから組織としてもっと纏まってくれ…っていうレベルUそれが上の人達だからなぁUおっと今年はあんまりこういう事は書くまいと思っていたのに。と言いつつ(笑)
mixiで「デザインや感性を磨くには」というトピックがあり覗いてみると激しいバトルが。何かね、ここ数カ月の自分のとくと学んだ事が書かれていました。自分でそれを上司にくどくど言っときながら別でこうして改めて形として見たら理解した気がした。自分で言ってるっていうのにね(苦笑)
ウチの上司はハッキリ言って「デザイン」というものを理解しているとは思わない。だって外も見ないし勉強もしないしただ一点張りでお客から見やすいものをつくれ。と言う。だからいつも同じ色で同じ位置で同じフォントで。ため息しか出ない。だけどね。ある時リーダーと一緒にデザインに煮詰まったからデザインの本を置いてある店に行ってこようと出かけたんです。その店に着いてすぐ入り口の所にいかにも「デザイン」という本があって「これを参考に作って!」と言われて作ったんですね。(リーダーはもっぱらディレクション)まさにそれらしいデザインが出来て喜んでたんですけど私的には内心これは駄目だと思ったんです。デザインとしてはいいかもしれない。でもそれがウチに合ってるかどうかの問題。
私はね、両方大事だと思っています。見る客はなんたって素人。「ここの、この技が憎いよねぇ!」なんてどれだけの人が判るのか。それはデザイナーというよりアーティストとしての感性でしょう。だからってただ見やすいだけがいいものかと言えばそうではない。その中にいかに新しいデザインや自分なりの感性を組み込んでいけるか、それが大事だと思うんですよ。デザイナーという響きに、そしてそのあり方に仕事としては勘違いをしてはいけないかなと。
後は頼む側の思いかな〜。現場100ぺんは刑事じゃないけど(笑)今日ののだめのドラマのようにモーツァルトはどんな思いでこの曲を作ったかを知れ。デザインも同じです。
音楽の方のフライヤー作りも仕事ではないけれど意識は仕事と同じ意識を持って作っています。だからホント色んな人のが作りたいなーと思ってます。
でもまた話が戻るけど。この前私が作ったものがコンペにかけられて負けたら「企業として無駄」とか言われた。よーするに負けるかもしれないものを作ってる時間が無駄だと。やっぱりこいつアホだと思った。