高田渡という人

高田渡さん、亡くなってしまいました。ほんの数日前雑誌で記事読んだばっかりだったのになぁ。ライヴもやってらしたみたいだし、ちょい前では養命酒のCMソングとかもやってたし。会社で新聞見て凄いショックだった。高田渡さんの事は確か書いた事あったと思いますがフォークの世界では大変名の知れていた方です。「知れていた」のにも色々あったよーな感じですが(笑)何が凄いってこの方は、常識外れの酒呑みですよ。もう谷中さんや川上さんどころじゃありません。ギター片手に、ビール片手に(笑)真っ赤な顔して陽気にステージに上がり、唄う姿は高田さんだけに許されていた特権でしょう。普通、そんな事したら怒られるらしいですから(スカパラみたいなアンダーグラウンドな世界じゃないのよ笑)でもそんな高田さんの雰囲気が皆を逆に和ませていたのですね。前、良く聞いていたラジオでもゲストで出てたりして、やっぱり酒かっくらっていたし。訳わからんオヤジになってたもんな〜面白かったんだ。随分前に1度路上ライヴ行きまして。その時も真っ赤な顔してへべれけだったかな。高田さんてば顔に出るタイプなんですよね〜(笑)ロウガンズっていう一瞬だけのバンドだったんですが。他には泉谷しげるさんとかね。高田さん、お年は56だったんですけど、早いよな…しかし。大体ねぇ!「呑・み・す・ぎ」なんですって!!もうちょっと年とったんだから健康に気を付けようとか…しない人だったんですなUでも人生、無茶と分かっていても好きな事だから例え命が短くなるとなっても後先考えず「今」を生きる生き方も私はいいと思う。友達の話しなんですけどね、親戚の人で昔、事故にあって腕を切断しなくちゃいけない程の怪我をおったんですけどその人は切断する選択をしなかったらしいんです。見た目を気にして。そのせいで年をとってから急に具合が悪くなってしまって50才くらいで亡くなってしまったそうなんです。でもその人は例え命が短くなってしまっても切らなくて良かったと最後、言ったそうです。長く生きるだけがいい人生じゃない。限られた時間の中でどう自分らしく生きて行くかが大事なんだよね。この話し聞いて(本当の話しなんです)とある人思い出しますがUその人も絶対この人と同じだよね。だから今、出来るだけ見ていこうじゃないかと思う。実は今日他にも亡くなってしまった話しがあったんだけどその話しにもさ、死ぬのは一瞬だけど遥かに長く楽しい時を過ごしたじゃないかと言った所です。それが大事かーなー?