痴呆症は遺伝病

…昨日の日記の選択は今更ながらちょっとマズかったかな(苦笑)後の祭りなんですけどねぇ…
GW中に古本屋に行って本を買ってきたんですけど今、読んでいるのが綾辻さんの「最後の記憶」この方はミステリーの他にホラーも書きます。ってもゾンビが襲って来るとか双児の幽霊が出るとかそういう非現実的なものじゃなくて精神的恐怖ってやつですか。でもこれは「謎」を追っていっているのでホラーというか推理ものの中間点みたいな。まだ全部読んでいないからもしかしたらこれからそういう要素が起こるかもしれませんが。ちよっとお話を暴露してしまいますが主人公の母親が痴呆症になってしまうんです。で、この痴呆症というのが曲者で<孤発性>のものと<家族性>と種類があって字のごとく<家族性>は1つの家系に複数に出た場合を呼びそうでないものを<孤発性>と言います。で、この<家族性>の方は役50%くらいの確率で「遺伝」があるらしい。有名なアルツハイマーにかんしての記述なんですがこれはまた50%の確率で原因遺伝子の存在が判っているとか。そうだとすると、遺伝子っていうのは「親から子へ受け継がれるもの」であるのでもし、貴方の家系でそういう人が居たとしたら「貴方」にも遺伝している可能性があるわけでその確率は50%で「発病する」のです。でもこれも始めに言った<孤発性>と<家族性>どちらかなのでここで50%ととして、この
50%の<家族性>からまた50%の割合が遺伝なので全体的な確率からいったら25%って事になるのか?しかし。この25%の確率で遺伝していたとしたら。早い人は30代からなってしまうそうで凄いのはもって半年…とか。痴呆症っていうのは死亡性のある病気だったとは知らなかった…この本の痴呆症は珍しい痴呆症で「箕浦(みのうら)-レマート症候群」というものでその判断というのが1.急速な白髪化。2.発病する前に常人離れした優れた記憶能力。1.進行していくにつれて失われていく記憶の順番が現在から過去へ逆行していく。1.アルツハイマーのように徘徊や急激な性格の変化は滅多にない。…というものらしい。この要素の中にこの本のホラーになる部分があるのですが。これだけ言ってしまうとバレバレになってしまったかなU
痴呆症っていうのは他人に物凄い迷惑をかけてしまうものですがかかった本人だって「今迄の記憶」をみんな忘れてしまう、家族も好きだった事も人も自分さえ忘れてしまうんですよね。死んでしまえば終りかもしれないけど…悲しいよね。
さぁ今日はこの本を読み上げてしまおうと思います!!